朝日森林のクラブ

　時期も六月後半となり、皆様はいかがおすごしでしょうか。
　気温の乱高下も激しくて、体がついていかない、なんてことはありませんか？
　(目下、私がそんな感じです)
　さて、ツツジがきれいな季節となりましたが、今回は「ツツジ」と「ご自愛」がテーマです。



画像はこちらからお借りしました。(https://photo-room.net/9836/)

　実は、前回の「山菜とクルミの新芽を間違えた」という話から、直接ご連絡をいただきました。

　内容は以下のとおり。
　「ブログを拝見したが、十分な知識もなく自然植物を食用にするのは危険。
　ぜひ、注意喚起を含めて、記事を消すのではなく、啓発をしてほしい」

　なるほど………事務局の小さな失敗談のつもりでしたが、食中毒を助長するような見方も確かにできます。

　ということで、今回は「ツツジの天ぷら」のお話。

　みなさん、キノコの食中毒というのはお耳にしたこともあるばず。
　ですが、食中毒の件数としては、山菜や野生植物による食中毒もけっこうな件数がある模様。

　最近のアウトドアの流行でその帰来はさらに増しているそうです。

　自然毒のリスクプロファイル
　以下は、厚生労働省のページです。
　(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/poison/index.html)

　けっこうな種類がありますよね。
　調べていて、印象的だったのが、「ツツジの天ぷら」です。
　その昔、食糧事情が厳しかったころ、ツツジの花を天ぷらにして食べていたそう。
　当時を思い出したご年配の方が、公園のツツジの花が散るのを見て、持ち帰り天ぷらにして食べた。
　ところが、ツツジの中にも有毒なものと毒のないものがあり、その方は知識がなく持ち帰ってしまったそう。

　結果は、体の一部にしびれが残り、ずいぶん苦しんだという内容でした。

　せっかくの思い出が、残念な結果につながったお話です。

　実は、私も「ツツジの天ぷら」を食べたことがあります。
　見よう見まねをしなくてよかったな、と思った次第。

　みなさんも、食中毒だけにはお気を付けください。

　(メッセージいただいた方の意図を果たせているか心配ですが……)

　それではまた。