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朝日森林のクラブ

鉢盛山の話(R4 7/18号)

2022年07月18日

 朝日森林のクラブ at 00:00 | Comments(0)
 さて、更新が立ち遅れていてごめんなさいなんですが、今回は鉢盛山の話です。

 鉢盛

 三百名山のひとつで、NHKの某番組でも登頂されていたかと思います。
 朝日村と松本市、木祖村の境にある山で、古くは雨乞いの山でした。
 今回は地形図でわかることを中心にお伝えします。


 「1」境界について

 さて、写真のとおり、朝日村の山頂に向かうところがきわめて狭くなっています。
 かつて、所有や土地の境目は尾根や沢で決められていました。
 災害などで沢中がわかりづらくなる中、尾根の境界は今でも土地の重要な目印です。

 と、いうことは・・・・・・


 「2」地形について

 朝日村側がとがっているということは、尾根が短い間に連続しているということ。
 険しい地形ということです。
 降水帯が西側から東側へやってくるとき、この鉢盛山は少し南西の気象条件と同じような動きをし、
 多くの雨を集めてしまうことがあります。
 そのため、鉢盛山へつながる各路線は、災害にあいやすく、また、復旧が難しくなりやすい傾向があります。


 「3」林道について

 鉢盛山につながる林道は各市町村ごと1本ずつあります。
 松本市の黒川林道、木祖村の林道(林道名がわかりません。ごめんなさい)、そして、朝日村の鉢盛山線です。
 木祖村の山林には国有林が多く、原則林内、林道内への立ち入りは禁止されています。
 また、松本市の黒川林道も近年大きな災害があり、現在は通行困難な状態であると聞いています。
 (詳しくは松本市へお問い合わせください)
 朝日村の鉢盛山線は、6月に登山者の迎え入れを開始したようです。

 ただし、林道の管理上、平素は、閉鎖されているようです。
 登山を計画されている方は、朝日村観光協会で鍵が借りられるようですので、事前に確認してみてくださいね。


 今回はここまで。また、どうぞよろしくお願いします。



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